ゴキブリ駆除業者の選び方・活用法
ゴキブリ駆除業者はゴキブリ退治のプロです。ゴキブリ嫌いな人にとっては非常に頼もしい存在で、現在ではゴキブリ駆除の専門業者がたくさんあります。
ここではゴキブリ駆除業者について、選び方、発注のコツ、活用方法などを紹介しています。
ゴキブリ駆除業者の種類
ゴキブリ駆除業者はゴキブリ駆除の方法により4つのタイプに分けられます。- 毒エサタイプ
- 燻製剤(煙が広がるタイプ)タイプ
- 液体の薬剤(乳剤)タイプ
- 超音波器、電磁波器タイプ
駆除方法は「毒エサタイプ」のゴキブリ駆除業者が良い
理由は1回の施行でゴキブリを全滅してくれるからです。年間契約(1年間何度駆除しても一定額)を売りにして、ゴキブリ駆除を複数回にわたって施行してくれる業者もありますが、 言い換えるとその間ゴキブリが出続ける可能性があると言えます。
駆除をプロの業者に依頼する理由はゴキブリが出たから退治して欲しいのではないはずです。
ゴキブリを一生見たくない、ゴキブリを出ないようにして欲しいのです。
では、なぜ他のゴキブリ駆除方法が良くないのか、簡単に紹介しています。
燻製剤
燻製タイプはその殺虫成分と煙という特性からゴキブリが煙の届かない場所に逃れることができ、またゴキブリの卵には効果がありません。市販の燻製剤とは異なり、プロが使う燻製剤は毒性が高いものもあり、個人宅での使用には適していません。
最近は毒性の強い駆除剤はほとんどなくなりましたが、今いるゴキブリの退治のみに重点を置いた駆除方法であり、今後出るかもしれないゴキブリを駆除することができません。
液体の薬剤(乳剤)タイプ
乳剤には様々な種類があります。有機リンなど毒性の強い成分ほど駆除効果が高いのですが、 反面、人間にも毒性があり大変危険です。かたや人間に安全なものはゴキブリや卵への効果が低く複数回の施行が必要となります。
液体の薬剤タイプを選ぶ場合は試行回数と保証期間の確認が必須となります。
超音波・電磁波タイプ
超音波・電磁波タイプは機械を置いてお手軽にゴキブリ対策をしませんか、ということが特徴です。超音波・電磁波は効果があれば頼もしい存在ですが、 効果がないことも多々あり、毎月数千円~の機械のレンタル契約を結ばされることとなる為、 ある意味ギャンブル要素が強くなります。
効果がない場合、すぐに解約可能かを確認してから契約できるかがポイントです。
ゴキブリ駆除業者を選ぶ最優先事項は侵入対策
ゴキブリ駆除業者に依頼する前に確認すべきことが幾つかあります。ここではそれらゴキブリ駆除方法以上に重要な依頼前の確認事項を見ていきます。
侵入対策をしてくれること
ゴキブリ駆除業者を選ぶ場合、最も重要なポイントとなります。優秀なゴキブリ駆除業者はその場でパテや粘土を使い、ゴキブリの侵入対策をやってくれます。
侵入対策をすることでゴキブリが出てこなくなり、自分達の仕事がなくなるかもしれないにも関わらず、 ゴキブリの侵入対策をしてくれるのです。
特に素人では届きにくい施行箇所も専用の工具を使い実施してくれます。
これを実施してくれないと、毎年ゴキブリ駆除を業者に頼むこととなるため、 根気よく本当に依頼者の気持ち(二度と見たくない)を考えてくれるゴキブリ駆除業者を探して下さい。
これをやってくれない場合は、全ての侵入対策を自分ですることとなります。
ゴキブリの侵入対策については、一軒家のゴキブリ対策やアパートのゴキブリ対策をご参照下さい。
保証期間は最低半年
プロのゴキブリ駆除業者であってもどうしてもミスはつきものです。駆除して数日経つとゴキブリが出てくることも稀にあります。
それらを避けるには保証期間が必要です。
最低でも半年、できれば1年間保証がついている業者が良いでしょう。
言い換えると保証は業者の自信の証とも言えます。
また、保証期間中にゴキブリが出た場合、なぜ出てきたのかをしっかり説明し対策してくれる業者を選ぶようにしましょう。
ペット対策・保証付き
ペットを飼っている場合、ペットトラブルが発生する場合があります。事前にその旨を伝え、害がないことを保証してもらいましょう。
駆除中だけでなく、駆除後の誤飲などもトラブルの原因となります。
対策ポイントの紹介をしてくれること
侵入対策の次に重要なゴキブリの巣に対する対策ポイントを教えて頂けるかも重要です。ゴキブリに抵抗がない場合は、ゴキブリ駆除中に依頼主が家にいて、対策ポイントを教えて頂くのも良いかもしれません。
ゴキブリに抵抗がある場合でも、どこにどのような対策をしたか、どこに巣があったから教えてもらえることが重要です。
教えて頂いた箇所は次回以降しっかり対策しゴキブリの巣作りを防ぎましょう。
ゴキブリの巣作りを防ぐ一般的な方法については、巣作りを防ぐゴキブリ対策をご参照下さい。
引越し時のゴキブリ駆除業者は使わない
引越しで賃貸契約を結ぶと害虫駆除費用を取られることが多くあります。しかし、「生活用水」が通っていないため、 キッチン、シンク、トイレなど「ゴキブリの侵入路」が塞がれていないことから、 その部屋にいるゴキブリだけを駆除してしまい、2~3日するとまたゴキブリが侵入してしまいます。
その結果、借主が引っ越して数日後にはゴキブリを見ることは珍しくありません。
ひどい仲介業者だと、お金だけ取って駆除してくれないこともあります。
「ゴキブリ駆除は必要です」と言われる場合は、 大家さんまたは仲介業者に連絡し、引越し後に業者を指定して駆除してもらうのが最も確実です。
また、自分で指定できない場合でも最低でも保証期間を確認しておきましょう。
これらはできれば賃貸契約時にその旨を伝えておくのが効果的です。
新居に対するゴキブリ対策を自分でやる場合は、新居のゴキブリ対策をご参照下さい。
ゴキブリ駆除業者の選び方・活用法 先頭へ |
関連ページ |
メニュー・目次一覧へ |