ゴキブリ対策に重曹は有効?
重曹は掃除に適しているだけでなく、実はゴキブリ対策でも非常に優れた効果を発揮します。
ここでは、ゴキブリ対策としての重曹について紹介しています。
重曹でなぜゴキブリが死ぬのか
重曹でゴキブリが死ぬのはホウ酸とは少し仕組みが異なります。(ホウ酸についてはゴキブリ対策ホウ酸ダンゴをご参照下さい。)
重曹は炭酸の原料としても有名です。
人間は炭酸を飲むとゲップをします。ゲップをすることで人間は胃の中に貯まったガスを抜きます。
ゴキブリはそのゲップをすることができません。
その為、重曹を食べたゴキブリはガスを抜くことができず、内蔵が破裂し死んでしまう、 あるいは、他の食べ物を食べれなくなり死んでしまう、と言われています。
その他諸説ありますが、アメリカなど海外ではゴキブリ対策に重曹が使われることも珍しくありません。
重曹を使ったゴキブリ対策グッズの作り方
ゴキブリ対策としての重曹もホウ酸と同じく使い方は様々です。お団子にしたり、そのまま使ったり。
ここでは、いくつかの重曹グッズを紹介していきます。
重曹と砂糖
重曹と砂糖を1:1の割合で混ぜて放置するだけです。重曹は人間、動物に無害なためペットや老人がいる家でもホウ酸よりは比較的安全に使えます。
(ゴキブリ駆除剤の安全性については赤ちゃんがいる場合のゴキブリ対策をご参照下さい。)
また、砂糖の粒が比較的小さいものを利用することで大人のゴキブリだけでなく、 固いものや大きいものを食べにくいゴキブリの幼虫にも大きな効果を発揮します。
水に浸した状態にすると固形状態より更に幼虫に効果を発揮します。 (詳しくはゴキブリ駆除幼虫をご参照下さい。)
また、この重曹と砂糖の組み合わせはゴキブリだけでなく、アリなど他の虫にも効果を発揮します。
重曹そのまま
重曹は無味無臭の為、そのままではゴキブリは食べてくれません。しかし、ゴキブリの通り道(と思われる場所)に撒いておくと、重曹がゴキブリの口や体に付着し、 その体を毛づくろいのようにして舐めたゴキブリは重曹を食べて死んでしまいます。
重曹をそのまま使う場合は誘引効果がない為、通り道を狙って撒く必要がありますが、 砂糖がどうしても嫌な場合などにおすすめです。
重曹とホウ酸の比較
ゴキブリ対策として、重曹とホウ酸を比較した場合、甲乙つけがたいものがありますが、 いくつかの特徴について紹介します。重曹は値段が非常に安く、普段の掃除にも使え、比較的安全なのが大きな特徴です。
ペットがいる家庭や普段の掃除で重曹を使う(重曹を撒いてカーペットの掃除をしたり、 重曹で様々な箇所を掃除しているような)家庭ではホウ酸より重曹の方が使いやすいでしょう。
かたやホウ酸は重曹よりも駆除能力が高めなのが特徴です。
特にホウ酸の含有度を高めると糞やゴキブリの死体を食べたゴキブリの駆除にも効果を発揮します。
またゴキブリの死体も重曹と比較すると水際に集まりやすい為、掃除しやすいのも特徴です。
どちらにも特徴があり、用途や目的で使い分けるのが良いでしょう。
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