ゴキブリ対策 死骸の後始末
ゴキブリ対策をした後の死骸の後始末は非常にやっかいな問題です。生きているゴキブリはもとより、死んだゴキブリでさえ見るのも嫌な人は多いはずです。
ここではそんなゴキブリの後始末について、紹介しています。
まずはゴキブリの死体を確認
ゴキブリの知能が高いことは非常に有名ですが、窮地に追い込まれると時として死んだフリさえします。ゴキブリを殺したと思って後始末しようとする前に、まずは本当に死体かどうかの確認が必要です。
ゴキブリは死ぬときに仰向けになって死ぬことが多いです。
理由はゴキブリを殺す殺虫成分のいくつかが、ゴキブリが死ぬときに筋肉を痙攣させ足が内側に曲がってしまうからです。
内側に曲がった足はバランスを取ることができなくなり、結果として仰向けで死ぬことになります。
また見方を変えると、神経毒の殺虫成分以外ではゴキブリの死体は仰向けになることはほとんどありません。
仰向けであれ、うつ伏せであれ、まずはゴキブリが確実に死んでいるか確認が必要です。
確認すると言ってもツンツンとつついて生きていると厄介ですので、ゴキブリ用殺虫剤を噴射して下さい。 それでも動かないようであれば、確実に死んでいますので死体処理に移ります。
ゴキブリの死体処理
ティッシュで拭き取ったり、ビニール袋でくくったりする通常の方法ではなく、 ここではゴキブリを見るのも嫌な人の為、なるべくゴキブリに近寄らず、なるべくゴキブリを見ずに、 ゴキブリの死体を処理する方法を紹介していきます。ドライヤー
追いやった先にはティッシュの空箱や床に設置したゴミ箱などゴキブリの死体を入れるものが必要になりますが、
ドライヤーの風で移動する為、ゴミ箱に入れる時に死体に触れずに処理することができます。
ただし、死体が絨毯にある場合、難しいかもしれません。
ほうきとちりとり
ちりとりにゴキブリを入れる時に多少接近してしまいますが、それがいやな場合は一度外に 掃き捨ててしまって下さい。
家の中では見るもの嫌だったゴキブリですが、外に出すと意外と触ることに抵抗がなくなります。
死骸をそのままにすることは、ご近所のご迷惑になるだけでなく、新たなゴキブリを呼び寄せることにもなるため、 きちんと処理して下さい。
掃除機
ゴキブリを見るのも嫌な人には向いていますが、見えないことで逆に不安や恐怖を感じる人には向いていないかもしれません。
ペットボトル
入れるのに少し苦労しますが、中身が見えて閉じ込めているという感覚がゴキブリが触れない人にも安心感を与えます。
ただし、下手に入れようとするとゴキブリが潰れてしまうこともあるため、注意が必要です。
コロコロ・ガムテープ
また、コロコロやガムテープは粘着性分があるため、掴まなくてもゴキブリの死体を取ることができ、 触っている感覚がほとんどありません。
接着したと感じたら、そのままゴミ箱に捨ててしまいましょう。
市販品
ゴキブリが大嫌いな人や虫が苦手な人用の害虫処理具も売られています。できるだけゴキブリとの距離を保てることに重点を置いて設計されているようです。
ゴキブリの死体処理後の後始末
ゴキブリの死体を処理した後、必ずやるべきことが3つあります。1つは死体を完全に密封すること、2つ目は周りに卵が落ちてないか確認すること、3つ目は通り道をしっかり掃除することです。
死体は密封
ゴキブリの死体は毒エサ以外で殺した場合、他のゴキブリの餌になる可能性があります。ゴキブリの死体を密封していないゴミ箱に放置することは、生ゴミを放置しゴキブリに餌を用意していることと同じことです。
小さなビニール袋でも良いので、完全に密封した状態でゴミ箱に捨てましょう。
卵を探す
ゴキブリを追っかけていた時に尻尾のあたりに卵をぶら下げていたにも関わらず、死体処理時に卵がなくなっているような場合は要注意です。ゴキブリは危険を察知すると種の存続のため、卵を切り離し守ろうとします。
ゴキブリの卵は放置するとあとあと面倒なので必ず処理しておきましょう。
(詳しくはゴキブリ駆除卵をご参照下さい。)
通り道は綺麗に掃除
ゴキブリは病原菌の仲介役を担います。通り道と思われる場所は綺麗に拭き掃除しておきましょう。重曹で掃除しておくとゴキブリ対策も兼ねることができ、はかどります。 (詳しくはゴキブリ対策重曹をご参照下さい。)
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