床下のゴキブリ対策

床下のゴキブリ対策

床下のゴキブリ対策
一軒家にとっては床下もゴキブリの住み家の1つです。
マンションにとって共用部のゴキブリ対策が必須なように、一軒家にとっては床下のゴキブリ対策は重要です。
ここではゴキブリの巣となりやすい床下のゴキブリ対策について紹介しています。

床下への入り方

中古で家を買ったり、新築でも設計に携わっていないと意外と床下への入り方が分からないかもしれません。

通常床下への入り方は外から入るか台所や洗面所にある床下点検口といわれる場所から入ります。
床下点検口はその名前の通り、床下へ人(水道屋さん、電気屋さん、害虫駆除業者)が入れることを前提としています。
ゴキブリ対策はこの床下点検口か、通風口から対策を行います。

床下のタイプは3種類

床下には大きく分けて3つのタイプがありますが、床下のゴキブリ対策の方法は同じです。

完全に開いているタイプ 床下全体がゴキブリの出入り口になり、最も侵入されやすい。
通風口タイプ 通風口のみがゴキブリの侵入経路となり、あまり侵入されない。
基礎パッキンタイプ パッキンの小さな穴が侵入経路となり、侵入はそこそこ。


ゴキブリ対策の範囲を検討する

ゴキブリ対策の方向性を検討する

一軒家にとってゴキブリ対策は大きく分けると3種類の考え方があります。
  • 土地全体にゴキブリ対策をする
  • 建物全体にゴキブリ対策をする
  • 住居内にゴキブリ対策をする
庭などを含めて土地全体にゴキブリが出ないようにすることは難易度が高く、 床下を含めた建物内でゴキブリが出ないようにすることは少し難しく、 住居内にゴキブリが入って来なければ問題ないとする場合は最も簡単になります。

このうち、床下のゴキブリ対策を必要とするのは、土地および建物への侵入を防ぐ場合で、 住居内に入って来なければ問題ない場合は床下対策は特に不要です。

※ただし、床下から通ずる全ての穴を完全に塞ぎ、住居内への侵入を防ぐ必要があります。
ゴキブリの侵入対策についてはゴキブリ対策一軒家ゴキブリ対策アパートをご参照下さい。

床下のゴキブリ対策 詳細

床下のゴキブリ対策を行う場合、最も重要なのは風です。
つまり、ゴキブリに固執するあまり、ゴキブリよりももっと大事な家を傷つけないことです。

床下に風を送らないことはカビの原因となり、基礎が腐ってしまうこともあります。
そのため、これまでのゴキブリ対策のように穴を塞ぐという選択肢はありません。

室内への侵入対策をしていれば半分は終わっている

床下のゴキブリ対策の前に、屋内へのゴキブリ侵入対策が終わっていることが大前提となります。
室内へのゴキブリ侵入対策を行うと、ゴキブリは部屋に侵入することができません。

そもそも床下に巣を作っていた理由の半分は、巣から近い部屋内に豊富な餌があったからです。
部屋への侵入対策をした結果、ゴキブリはそれまで侵入できていた屋内に入ることができなくなり、餌を求めて自然と離散していきます。

万一残っている場合でも冬を迎えると外気の温度によりゴキブリは卵ともども死んでしまいます。
卵が死ぬ温度についてはゴキブリ駆除卵をご参照下さい。

しかし、床暖房やお風呂の排水の暖かさで一部のゴキブリは残る場合もあり注意が必要です。
以下、完全にゴキブリを駆除したい場合について紹介しています。

毒エサで対策する

侵入経路を塞げないため、毒エサを撒くのが最も効果的です。
広い面積をカバーするのは面倒かもしれませんが、床下点検口の下に一つ置くだけでも十分です。

理由は住居内への侵入対策が終わっているため、餌がそれしかなく、必ずその毒エサを食べるからです。

また床下に撒く毒エサは外用タイプが適しています。
外用のゴキブリ駆除剤については、ブラックキャップコンバットをご参照下さい。
侵入そのものを防ぐことはできませんが、必ず駆除できるため、精神的な安心感は得られます。

侵入そのものも許せない場合

侵入そのものも許せない場合
床下にゴキブリが侵入すること自体が許せない人もいるかと思います。

そのような場合はやはり忌避剤を使うしか方法が無いのですが(※通風口を塞ぐという選択肢は除外しています。)、
家の周り全てに忌避剤を用意するのは金銭的にかなり厳しいため、ハーブを育てるのがオススメです。

ゴキブリが嫌うハーブを家の周りやお庭で育てることで、ゴキブリが寄ってこないようにします。
ハーブでゴキブリ対策する場合はハーブでゴキブリ対策をご参照下さい。

害虫対策ができて育てやすいハーブがいくつか存在します。
特に植木が趣味の人は実益も兼ねるためオススメです。
ハーブを育てることで、床下のみでなく土地全体をゴキブリから守ることができます。



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