コバエ退治に「電気」と「テープ」

コバエ めんつゆが効かない時は「電気」と「テープ」

コバエの退治方法として、有名な方法がめんつゆトラップです。

「めんつゆトラップ」は その匂いによりコバエを誘引し、 羽や身体に洗剤を付着させることで、 飛翔能力を奪い殺します。
しかし、このめんつゆトラップが効かないコバエがいます。

このめんつゆトラップが効かないコバエには、 「粘着式コバエ取り器」と「電撃コバエ殺虫器」が効果的です。


粘着式コバエ取り器

粘着式コバエ取り器
コバエは物を食べる時以外、ずっと飛んでいる訳ではありません。

壁をはじめ、テレビ、タンスなど、 あらゆる場所で休憩を試みます。

この「ハエが休憩する」という特性を活かした商品が、 古くからある粘着式コバエ取り器です。

コバエだけでなく、 ハエ、蚊、カナブンなどの虫を捕獲することができます。

粘着式コバエ取り器は設置場所で効果が異なる

粘着式コバエ取り器は、コバエを捕獲するすぐれものですが、 その設置場所によって、効果が大きく異なります。

粘着式コバエ取り器の設置場所
■光によってくる習性を利用する(虫はUV光を好み、寄ってきます)
  • 蛍光灯の付近
  • 遮光カーテンの裏
  • テレビやディスプレイの近く
■臭いによってくる習性を利用する
  • 生ごみの近く(ゴミ箱、三角コーナーなど)
  • その他、臭いを発するものの近く
■その他
  • 植木の付近(室内・屋外両方に効果があります)
  • 風の通り道(部屋に侵入するとき、出るときに必ず通りますが、捕獲率は低めです)


粘着式コバエ取り器は、部屋の中に無造作に仕掛けても、効果は非常に低いです。

これは、6畳の部屋の総壁面積を40m2(天井と床面積:9.9174m2×2、4方壁総面積:30.8cm2)と仮定すると、 粘着式コバエ取り器の総面積は0.05m2(長さ50cm、幅5.5cm、×両面2)のため、 わずか0.125%しか粘着式コバエ取り器に止まる確率がありません。

一方、コバエが好むものの近くに設置すると、 必ずその周辺で浮遊するため、 粘着式コバエ取り器に止まる確率が非常に高くなります。

電撃コバエ殺虫器

コバエをはじめ、 虫は約360nm前後の光(紫外線)を最もよく感じます。(※1)

この虫が好む波長の光によって虫を誘引する器具が、 電撃コバエ殺虫器です。

郊外のコンビニや小売店などにも多く設置されており、 最近は安価な家庭用電撃コバエ殺虫器も複数販売されています。

電撃コバエ殺虫器の設置場所

電撃コバエ殺虫器の設置場所
電撃コバエ殺虫器はそのUV光によって虫を引き寄せます。

そのため、昼間太陽の日差しが明るい場所や室内光がある場所では、 他のUV光によって目立たなくなり、 あまり効果は高くありません。

電撃コバエ殺虫器の効果が高い設置場所と時間は、 就寝時、利用していない比較的暗い部屋など、 電撃コバエ殺虫器のUV光が目立つ場所に設置すると、 より効果が高くなります。



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